お舅さんの死
過去から現在までの順番でブログを書いているのですが、すっかり忘れておりました。💦
結婚して1年目くらいに、お舅さんが食道がんだとお姑さんから聞きました。
元々、旦那さんが生まれる頃にお舅さんは胃の病気でほぼ胃を摘出していたそうで、もう手術はしたくなかったらしく、食道がんの手術はしないということでした。
旦那さんと私は以前ブログにも書きましたが、色々あり疎遠になっていました。
(参照:結婚までの道のり~その壱~ https://comari-egao.hatenablog.com/entry/2020/02/12/192119)
お舅さんが東京のJ大学病院に検査入院することを聞いたお姑さんは「もう会えないかもしれないからお見舞いに行きたい」といい、旦那さんと私はお姑さんをJ大学病院まで車で送りました。
旦那さんは会いたくないという理由でお姑さんだけが会いに行きました。
それがお姑さんとお舅さんが会った最後の日となりました。
その後、お姑さんは電話でお話しはしていたようで、お舅さんは漢方薬での治療をしていたようです。
記憶は定かではないですが、その3年後にお舅さんはお亡くなりました。
それを知ったのは、旦那さんの弟さんに後妻さんから、死後10日後に電話で連絡が来たそうです。
たぶん、遺産相続人が旦那さんと弟さんと後妻さんになるので、連絡してきたのだと思います。😡
お姑さんは覚悟はしていたと思いますが、亡くなって10日後という連絡が遅いのことに加え、お墓の場所など教えてもらえる訳もなく、少し悲し気でした。
お舅さんの死から、1ヵ月過ぎた頃、突然お姑さんから旦那さんの為に貯金していたお金が200万円くらいあると言われました。
私は内心「マジか、それがあれば借金返済に苦しまなくて良かったのに・・・」と思いました。(゜o゜)
(参照:借金返済 https://comari-egao.hatenablog.com/entry/2020/02/18/141246)
この一連の出来事があった時、旦那さんは前の職場で私は税理士事務所のパートをしている時でした。
一番気持ちに余裕があった時だったと思います。
旦那さんはただただお金のことを喜んでました。
でも、私は少し複雑な心境でした・・・
旦那さんはお金があると思うとアレコレほしがるだろう・・・
お姑さんはお舅さんのお墓参りもできない。
何か供養のために使えないだろうか・・・🤔
私は旦那さんに「お姑さんのために、お舅さんの供養ができるお墓を作ってあげない?」相談しました。
旦那さんは思いのほか快諾してくれました。(*^▽^*)
そして、まずは霊園を探しました。
とても、都内の霊園は金額的に難しく、自宅から近い埼玉の霊園を見て回りました。
数件、見た中で一番環境が良く、霊園と公園が一緒になったような場所を見つけることができました。
そこの霊園は普通のお墓ではなく好きなデザインのお墓が作れるということで、霊園が決まりました。
旦那さんはデザインや絵を描くのが好きでした。
墓石の担当者の方もとても良い人で、旦那さんは変わったデザインをイメージしていたので、「パンフレットに写真を掲載させて頂ければ割引させて頂きます。」と予算内で霊園費用と墓石の費用が収まりました。(^_^)v
お舅さんの遺骨はありませんが、一周忌法要ができるように準備を進めました。
遺影もなかったので、昔のお舅さんの写真を拡大して作りました。
旦那さんと私がお姑さんにできる親孝行
そして、お舅さんの命日、無事に一周忌法要ができました。
それからは毎年、春のお彼岸、お盆、秋のお彼岸、命日に近い日の日曜日、お姑さんを連れてお墓参りをして供養しました。
旦那さんも自分がデザインした墓石に大満足😄
でも、その数年後、一番最初に納骨されることになったのは旦那さん
自分でデザインしたお墓に入れて満足してるかな・・・
今はどこかで見守ってくれているのかな・・・
私はそんな想いを胸に、今年も旦那さんの命日にお墓参りに行きました。