不妊症と不育症
２回の流産を経験し、どうしても納得がいきませんでした。
ネットで調べて、妊娠相談をしている国立Sセンター🏥を見つけました。
（現在は妊娠相談をしているかわかりませんが･･･）
１回１万円と高かったですが、予約して、今まで書いていた基礎体温表を持ち、少し遠い知らない町のまで行きました。
相談する医師に基礎体温表を見てもらい、２回の流産のことをお話ししました。
返ってきた答えは
「３回流産しないと調べられない」
そして
「膠原病の患者さんは７～８回流産してますよ」
という言葉でした。
私の聞きたかったことではない･･･(ノД`)・゜・。
私はショックを受けながら、トボトボと自宅に帰りました。
それでも諦めきれない私はネットで調べ、近所に不妊専門の病院をみつけました。
予約を取り、不妊専門病院へ行くと、とても温かな雰囲気でホッコリしました。😀
受付をするとまず、ここ２ヵ月くらいの基礎体温を病院指定の用紙に記入して下さいと言われました。
病院には基礎体温を記入するための机と椅子と筆記用具が準備してありました。
基礎体温表を記入し提出すると空いている時間だったからか、あまり待たずに診察室に呼ばれました。
まずは、基礎体温表を見ながら問診し、２回流産したこともお話ししました。
先生も優しく病院の雰囲気がホッコリしていて、涙がポロポロこぼれてきました。😢
看護婦さんがティッシュをくれて、「辛かったね」って言ってくれました。
診察台に乗り、内視鏡検査をしてもらい多嚢胞性卵巣症候群と言われました。
卵巣にはたくさんの卵細胞があり、平均して月にひとつずつ成熟し、排卵します。卵細胞は卵胞という袋に包まれていて、発育するにつれてこの袋が大きくなっ ていき、およそ2cmくらいの大きさになると破裂して、卵胞の中の液体とともに卵細胞が排卵されます。
多嚢胞性卵巣症候群とは卵胞が卵巣の中にたくさんでき、ある程度の大きさにはなるのですが、排卵がおこりにくくなる病態です。
先生から「まずはタイミング療法から始めましょう」と言われました。
タイミング療法の方法
タイミング療法は読んで字のごとく、「排卵周期を基礎体温表で測りながら排卵の時期を予測して、その時に性行為を持つことにより妊娠に至る」という治療法です。
先生は「あと流産が気になるから、血液検査してみますか？」
私は即座に「はい」と答えました。
先生が「保険適用外だから、５万円するけど大丈夫？」と心配してくれました。
私はどうしても子供が欲しかったので「大丈夫です」と答えました。
次の予約日に血液検査をしました。
結果はまた次の予約日
血液検査の結果、抗リン脂質抗体症候群と分かりました。
抗リン脂質抗体症候群の出産の可能性ですが、この難病は、不育症のリスクが高いです。
不育症とは、胎児が正常に発育しないで流産や死産・新生児死を繰り返す状態のこと
抗リン脂質抗体症候群の患者さんの出産は、合併症（妊婦高血圧症候群・胎盤機能不全・胎児発育不全）のリスクが高くなるので妊娠が発覚した時には、
妊娠初期から治療することが大切になります。
（現在、抗リン脂質抗体症候群は２回血液検査をした結果で診断されます。私の場合、今は抗リン脂質抗体症候群の疑いです。）
私は不妊症と不育症と分かりました。
不妊症ではホルモンのお薬、不育症では生理３週間後から不育症のお薬を飲むことになりました。
ホルモンのお薬は、吐き気と共に起床する状態で辛かったです。😫
でも、１年間頑張りました。
（不妊症と不育症治療を辞めた理由はまた今度書きます。）
今だから思いますが、不妊症と不育症の治療は一人で頑張ってはいけません。
私は自分がこんな体だからと一人で頑張ってしまいました。
旦那さんにちゃんと協力してもらっていればと今になって思います。
子供ができない体になってしまった私は応援することしかできません。
不妊症と不育症で治療している方々へ
無理せず、挑戦して子供を授かって下さい。
ファイト(^O^)／
基礎体温は忘れずにつけましょうね。
